診療科・部門Diagnosis

Department看護部のご紹介

ごあいさつ

看護部理念

豊かな心と感性を持ち人権尊重に基づいた看護を提供します

神戸マリナーズ厚生会病院は神戸市中央区中山手に移設してから、12年が経過したしました。ひかりメデイカルグループの方針である「気がねなく受診していただくコンビニのような病院つくり」を目標に日夜頑張っています。平成29年病院機能評価3dr-G受審しました。今までと変わり症例トレースを見ていただき、患者様や家族様を中心にチームで医療・看護を提供する形に変わりました。常に一貫性のある、又患者様に安心して医療を提供できるように日頃の業務をさせていただいております。平成30年救急部長の入職により、尚一層の救急搬送に力を入れています。

看護教育も7年前から看護教育担当者の入職により院内教育に力を入れて研修や看護実践報告会等実施しています。又中国看護師の入職も今年で8年目になります。優秀な人材として卒後教育を受けながら関連病院で能力発揮をしています。
看護実践については固定チームナーシングを取り入れ、自分のチームに責任をもってリーダー育成やメンバー教育指導に携わっています。
看護大学の実習も受けていますので卒業大学の看護師の入職も年々増えて離職することなく成長しています。今後も看護職員に質の向上に学習意欲を高め患者様に安全・安楽・自立・個別性を考えた看護を提供できるように、看護職員が学びながら働きやすい環境を提供していきたいと思います。

2022年5月7日
一般財団法人 神戸マリナーズ厚生会
神戸マリナーズ厚生会病院
副院長兼務看護部長 西野 初江

病棟紹介

一般病棟 2階東病棟

2階東病棟は、内科・外科の一般病床37床と地域包括ケア病棟14床の51床から成ります。
主な疾患は肺炎、肝機能障害、イレウス等の消化管障害、糖尿病のコントロール・教育入院となっています。近年は、高齢社会を反映し近隣の施設から高度の脱水・電解質異常、誤嚥性肺炎等の治療、また栄養管理目的のPEG増設患者も増えています。
このような状況において、急性期や緊急時の受け入れと在宅・生活支援までを医師、看護師、リハスタッフ、栄養士、薬剤師、地域連携室とチーム医療を基盤に、"チームワーク" "患者様の立場に立った手厚い看護"を大切にしています。

一般病棟 2階西病棟

2階西病棟は、32床の整形外科病棟です。主に、高齢者の大腿骨頸部骨折の患者様が多く、周手術期看護に高齢者の特徴を加味した看護が必要とされます。手術翌日から離床に向けたリハビリを始め、術後のせん妄や不穏への対応も経験豊かな看護により最少に止めることが出来ています。ウォーキングカンファレンスである整形外科や多職種参加の回診やリハビリカンファレンスは、患者様個々の回復の方向性の検討やADLを拡げる効果につながります。このようにさまざまな方向から患者様を捉え、患者様の安全を確保し、安心できる看護を目指しています。私たちの喜びは、患者様の明るくなる表情と笑顔です。

回リハ病棟 3階西病棟

3階西病棟は27床の回復期リハビリテーション病棟です。対象疾患は、大腿骨頚部骨折などの整形外科疾患や脳梗塞、脳出血などの脳血管疾患、心疾患の患者様が対象となります。医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士間で情報を共有し退院後の生活をイメージして日常生活の動作が自立して行えるようにリハビリを中心に行っています。退院時にはMSW、栄養士などの他職種とも情報共有、地域との連携を通してサービス調整を行い、安心して在宅での生活に戻れるように支援しています。

障害者病棟 別館2階病棟

別館2階病棟は肢体不自由、神経難病の患者様を中心とした36床の一般枠で慢性期の病棟です。患者様のQOL向上や残存機能の維持・向上のため、医師をはじめ若い看護師とリハビリスタッフが協力してケアをしています。また、重症患者様の看護や人工呼吸器管理など多くの経験ができる病棟です。新卒看護師も先輩看護師から指導を受けて育っています。温かく見守る体制の中、いつも笑顔でチームワークをとり、達成感あふれる病棟で共に働きましょう。

療養病棟 別館3階病棟

療養病棟は別館3階・4階と2フロアに分かれており、53床の病棟となります。継続医療が必要な患者様や看取り、退院までの時間を要する患者様や褥瘡処置が必要な方が入院されています。褥瘡処置・経管栄養・特浴などに日々奮闘しながら、看護師・助手・救命士・クラークが協力看護・介護を実践しています。また、コロナウイルスが蔓延しオンライン面会を行うことで家族様に安心していただけるように努めています。

療養病棟 別館4階病棟

療養病棟は別館3階・4階と2フロアに分かれており、53床の病棟となります。継続医療が必要な患者様や看取り、退院までの時間を要する患者様や褥瘡処置が必要な方が入院されています。褥瘡処置・経管栄養・特浴などに日々奮闘しながら、看護師・助手・救命士・クラークが協力看護・介護を実践しています。また、コロナウイルスが蔓延しオンライン面会を行うことで家族様に安心していただけるように努めています。

外来

各科外来診療・検査補助、入院患者様の受け入れ、点滴採血室、救急室、手術室・中央材料室、内視鏡室、健診センターを担当しています。
毎日各部署を分担しローテーションを組み、より高い看護サービスの提供を心掛けています。
また、医師をはじめとするほか職種とのチーム医療のコーディネーター(かけはし)として、患者様の目線に立ちわかりやすく丁寧な看護を目指しています。
患者様やご家族様の方々に「この病院に来て良かった」と実感していただけるようにスタッフ一同、常に笑顔と思いやりの心をもって診療にあたり皆様のお役に立てるよう日々努力致します。。

教育制度

臨床実践能力育成プログラム
クリニカルラダーシステムについて

教育体制については、クリニカルラダーによる能力開発、看護学校の現任教員からの基礎教育、現場指導者によるOJTを行っております。
また、当院の教育委員会による定期的な学習会の開催、年に一度テーマを決定した上で各部署による症例検討会を毎月行っており、看護師としての能力の向上に努めております。

クリニカルラダーとは臨床実践能力習熟段階のことを言い、当院ではステップT〜Wに分けられています。
当院では、看護職員が段階を踏んで臨床実践能力を高めていくことを目的にクリニカルラダーを用いた能力の開発に取り組んでいます。
ラダー評価は年に1回、自己評価及び同僚の看護師・看護管理者による他者評価を行います。それらをもとに看護管理者と面接を行います。

ステップT
  • 手順に沿った看護実践ができる
  • 組織の一員として規律を守り行動できる
  • 「看護者の倫理綱領」を理解することができる
  • 臨床看護師育成システムについて理解し、意欲的に取り組むことができる
ステップU
  • 個別性を踏まえた看護実践ができる
  • 自己に割り当てられた役割を実践できる
  • 看護倫理に基づいて行動できる
  • 臨床看護師育成システムに自主的に参加できる
ステップV
  • 看護倫理・根拠に基づいた看護実践ができる
  • 目標達成に向けてリーダーシップが発揮できる
  • 看護倫理上の問題に気づき問題提起できる
  • 積極的・継続的に院内外研修に参加し、自己のキャリア開発を意識した行動ができる
ステップW
  • 創造的な看護実践の展開と実践能力の向上に向け部署内の調整ができる
  • 部署内の課題を明確にして問題解決のために主体的に行動できる
  • 看護倫理問題を明確化し対処行動をとることができる
  • 専門性を追求し自己実現を目指すことができる
クリニカルラダー継続教育体系図

教育目標

ひかりメディカルグループの看護職員として、地域に密着した看護・介護を目的とし、時代の変化の即応した質の高い看護・介護サービスを提供できる看護職員を育成する。

クリニカルラダー継続教育プログラム

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